Age of Empires III

高評価

• 新世界でのゲームとしての良い第一歩。
• 各部族が独自の個性を持っている。
• 楽しくてアクション満載の戦略ゲームプレイ。

低評価

• 新しいゲームを作る際に、開発者がもう少しリスクを冒すことができた。

Ensembleはこれまで一度も貧弱な拡張版を作っていませんが、彼らが時々使っていたアプローチは、ゲームに新機能を投入することなく、多くのコンテンツを積み重ねるものでした。「Age of Empires III」に対する熱狂的な期待が高かったことを考えると、このゲームは「Age of Empires」の遺産に新たな驚異的な追加だったのです。しかし、その偉大さが仇となり、開発者が新しいリスクを冒すことや、古い定型を変えることに消極的になる一種の陳腐さが生じました。

ゲームが平坦になる場所

Warchiefsは決して悪いゲームではありませんが、「やったことがある、やってしまった」という感じがします。最初のプレイスルーはかなりエキサイティングだったので、これはゲームプレイに影響しませんでしたが、すでにプレイした感じがするゲームをプレイしたいとは誰も思わないでしょう。Warchiefsでは、焦点が旧世界の文明から、最初のヨーロッパ人が新世界に足を踏み入れる前にアメリカ大陸に住んでいた人々へと移ります。例えば、アステカ、イロコイ、スーの3つの有名なネイティブアメリカン文明から選んでプレイすることができます。それぞれの文明がゲームプレイに登場しますが、どの文明もゲームの感じ方を変える新しい体験を提供します。

新世界での戦い

キャンペーンミッションのほとんどは、ネイティブアメリカンとヨーロッパのユニットが一緒になった連合軍として戦う機会を与えてくれます。残念ながら、アステカでプレイできるのはマルチプレイヤーゲームモードに参加した場合のみです。イロコイを選べば、ヨーロッパ風のユニットを使用でき、ゲームが過去のタイトルに少し馴染む感じがします。一方、スーを選択すると、「エイジ・オブ・キングス」のフン族のようにプレイできます。この騎兵中心の文明は機動力を強みとしており、複雑なインフラにはほとんど依存しません。これは、対抗するのが少し難しいものになります。

最後に、アステカはスーの正反対で、素早い騎兵攻撃に依存するのではなく、歩兵をより活用します。開始には時間がかかりますが、他の2つの文明と同様に効果的な攻撃を行います。アメリカの各部族はそれぞれが際立った個性を持ち、ヨーロッパ人もゲーム内で独自のプレイスタイルを持っています。それでも、同じ資源、同じ基本的なユニットの種類と建物、そしてホームシティのコンセプトを使用しています。残念ながら、開発者はゲームに新しい要素を加えず、異なる考え方を要求することが最大の問題点です。インカやマヤ、アナサジなど、3つ以上の部族から選べたらさらに良かったでしょう。

高評価

• 新世界でのゲームとしての良い第一歩。
• 各部族が独自の個性を持っている。
• 楽しくてアクション満載の戦略ゲームプレイ。

低評価

• 新しいゲームを作る際に、開発者がもう少しリスクを冒すことができた。